セラ5000シリーズ
<特徴>
目次
コンクリート中の水酸化カルシウムと含有効果成分が
反応して、CSHの結晶ゲルを生成し、既存コンクリートと
一体化した結晶体を作り、改質充填・緻密化して
コンクリートを劣化から保護します。
また、劣化中性化して空隙率の上がったコンクリート面に
緻密化することで、強度回復し、以降の劣化進行を大幅に
遅らせます。
性状・荷姿
セラ5000親水(艶消し)
セラ5000 それぞれの特徴・使用用途
コンクリート中の成分と反応し結晶体を作り、抜群の耐候性・耐久性は有し再コートの必要性は
殆どありません。
各種コンクリート製品の表層保護・劣化抑制と防汚(セルフクリーニング性)を持つ
<特徴>
①コンクリート表層を緻密化し、各種劣化因子から
コンクリートを保護
②コンクリート表面はコーティングで濡れ色にならず、
塗布してあることが殆ど解らない
③雨により塗布面は濡れ色になる
セラ5000タイル
意匠性を変えずに目地の保護・止水防水と防汚(セルフクリーニング性)を持つ
<特徴>
①劣化中性化した目地の強度回復・劣化進行抑制
②タイル小口部と目地の肌分れ部の止水防水再接着
③タイルと目地の防汚・セルフクリーニング性
(雨で汚れが流れ落ちる)を持つ
セラ5000疎水艶有り/疎水艶消し
各種コンクリート製品の表層保護・劣化抑制と防汚(セルフクリーニング性)を持つ
<特徴>
①コンクリート表層を緻密化し、各種劣化因子から
コンクリートを保護
②コンクリート表面はコーティングでわずかに
濡れ色となる
③多少の雨では塗布面は濡れ色にならず、補修後が
目立たない
セラ5000撥水(艶消し)
各種コンクリートやセメント系製品の表層保護・劣化抑制
<特徴>
①コンクリート表層に含浸して膜を作り、
各種劣化因子からコンクリートを保護
②コンクリート表面はコーティングでほとど濡れ色に
ならない、但し強い雨や水の溜まり場では毛管現象
により、水が吸い込まれ部分的に濡れ色になる
③他材料も含め、上塗り性は不可
セラ5000 施工上の注意事項
●
『セラ5000シリーズ』新水系・疏水系・撥水系クリヤーコート剤は、水性含浸タイプの
反応硬化型のコーティング剤です。
●
コンクリートの板面はウェット状態(濡れ色)でも施工は可能です。
原液2回塗りが標準仕様
コンクリートの吸込み状態により含浸塗布後乾燥進行で表面が白色化する事あります。
コンクリートの吸込みが少なく効果成分が表面に残り完走と共に白化する現象です。
白化物は反応結合できていないため、強く擦ると粉末化します。
施工前にテストコートにより白化現象の確認をし、表面にせいぶんが白く残るようなら希釈(水道水でも可)して使用します。希釈倍率は最大2倍までとします。
希釈しても機能・効果は変わりません
微粒子を水に分散させた水溶液の『セラ5000』は希釈しても単位面積あたりの微粒子の量が減るだけで、個々の反応結合は低下しません。表面に塗布乾燥後白化物が残る状況はコンクリートがそれ以上吸い込まず余剰成分として残った状態になります。
万一白化物が出た場合は、早い時期に水に濡らしながらスコッチブライト等で擦り落としてください。
※『セラ5000疏水艶有り』は塗り重ねる毎に艶が出て、撥水に近付きます。艶消仕様もありますが、
意匠がらみとなるため、設計サイドと仕上がり状態を確認しながら塗布回数を調整してください。