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ケイ酸塩系表面含浸剤とは
固化型ケイ酸塩系表面含浸剤
ケイ酸塩系表面含浸剤は、コンクリート中の水酸化カルシウムの反応によるC -S-Hゲルの生成並びに、主成分の乾燥固化により、コンクリートの空隙構造を緻密化することでコンクリート表層部を改質する。含浸初期段階で主成分の一部が水酸化カルシウムと反応した後、残りの主成分が感想に伴って難陽生の固化物となって空隙充填する。
Ca(OH)2 + SiO2 + CaSio3 + H2O
水酸化カルシウム
ケイ酸塩
ケイ酸カルシウム
水
コンクリートの空隙にケイ酸塩の成分が入り込み反応して
結晶を作り、隙間を埋め
ケイ酸カルシウムの安定層を作ります。
これによって緻密化され、コンクリートの表層劣化、
中性化を防止し、塩害・凍害に対する抵抗性も向上します。
ケイ酸塩系表面含浸剤の効果
1.
モルタル・コンクリート中で反応結合してコンクリート内部またはコンクリート表層に
ケイ酸カルシウムの安定層を形成し、ガラス質の固化体で充填された強化防水層が形成される。
2.
中性化・劣化の抑制・塩化イオンや硫酸などの侵食抑制・塩害、塩害抵抗の向上、耐汚染性の向上
・エフロレッセンス発生の抑制・水和反応進行の時間差による乾燥収縮クラックの抑制
3.
改修時ではコンクリート強度の回復、アルカリ骨材反応の抑止と内部の微細クラックの再結合で閉塞しコンクリート脆弱層の改質や躯体の性能を補完して復元強化します。
クラック自己修復機能
セラグリーンを施工して
おけば、クラックが
発生しても
水により主成分の
一部が再溶解し、
水酸化カルシウムと
相互反応し
空隙に侵入し、
プリン状のゲルに
変質しクラックを
埋めます
ゲルは乾燥して
ガラス状結合体を生成し、クラックを自己修復します
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